もりずむの木上棟〜朝田町の家〜
2017年11月27日
雲ひとつない晩秋の青空の下、朝田町の家が上棟になりました!
コンクリート基礎の上に敷かれたヒノキの土台に柱が立てられた後に、
クレーンで吊られた梁桁が順番に組まれていきました。
地上では次の梁桁を用意する大工さん、上では梁桁を組み上げていく大工さん、そしてその間を何度も吊り上げては運ぶクレーン運転手さん、その「あうん」の呼吸の素晴らしいこと。その技のすごさに、その格好良さに、毎回感動してしまいます。
こうしてテキパキと現場は進んでいき、夕方には屋根の下地板、登り垂木まで貼り終えて今日は終了となりました。
その後で、お施主さんご家族、工務店さん、大工さんが集まり、厳かに上棟式が行われ、工事の無事完成を皆で祈願しました。
そして最後にお施主さんご家族にご挨拶をさせていただき、
ご家族からは「木の香りがとっても気持ちいいです」と仰ってくださいました。
天然乾燥の木材は、木が本来持っている油分を最大限残せるので、
その油分が徐々に揮発して良い香りとなります。
この油分は良い香りがするだけでなく、色つやを良くし、木の強度を粘り強く、また腐りに対する耐久性も高くします。
そしてさらに心の鎮静効果や覚醒効果も持っていて、
ゆったりリラックスしたり、スッキリできるセラピー効果を持っているのです。
それをご家族の皆さんが上棟の時に感じていただけたとは、
本当に嬉しい限りです。
これからお施主さんご家族にとって、
居心地の良い素敵なお住まいになってくれることと思います。
この度は上棟、本当におめでとうございました!