天然乾燥木材の普及活動に取り組む団体「木暮人倶楽部」が主催する国際的なイベント「木暮人国際映画祭2020」が、先日Onlineで開催。エントリーさせていただいた獣害対策として活躍する鹿追犬・Q太を題材にした映画「フォレストシェリフ（森の保安官）」が、準優勝「木暮人賞」をいただきました！！！

このフォレストシェリフは、孫天宇さんという中国からの留学生が監督・撮影・作成した作品。

この題名は、「森の支配者」でも「森の責任者」でもなく、「森の保安官」という森のシステム秩序を維持する意味として、とても的を得た題名だと評価されました。

内容は、三重と北海道という離れた土地で、鹿追犬と狩猟という手段も違えども、森のバランスを維持するために取り組む二組を記録、ナレーション無しの映像だけで訴えるという迫真のドキュメンタリーです。

また、監督は紹介文で「先進国である日本を観察した」と書きながら、あえて田舎、地方の暮らしに焦点を当てて、先進国であっても大事なことは何か？自然のバランス、里の暮らしを見直すことが大事ではないのか？と問うているようにも感じられます。

審査員から、『全国的に大きな社会問題「獣害」への取り組みを、現場のソノ瞬間を切り取った現実の映像で紹介されている』と、とても高い評価をいただきました。

孫さん、受賞おめでとうございます！

そして、Q太と三浦さん、おめでとうございます！！

これからも、獣害対策の一つとして、広く認知されるよう頑張っていきましょう！！！

「木暮人倶楽部」プレスリリースはこちら===> https://www.kogurebito.jp/archives/3200