もりずむの木の杉原板の乾燥促進として、立て掛け天然乾燥を行っています。
これは、屋内ストックヤードの風通しの良い場所を立て掛けヤードとして、
向かい合わせに隙間を開けて持たせかけて、温度と風の自然の営力だけで乾燥を
促進するものです。
その時期の天候、温度、湿度、風の具合で乾燥速度は大幅に違ってきますので、
原板の含水率をチェックしながら、水分低下が落ち着くまで乾燥を行います。
梅雨時は気温が高くても湿度が高いため、なかなか乾きが進みませんが、
梅雨明けして、晴天+高温の天候が続くと途端に乾燥が進みます。
そういった変化を見ながら、天然乾燥をじっくりと行っていきます。