出荷前の材料確認をしました。
2018年02月18日
天然乾燥木材「もりずむの木」は材料検査を受けてから、引き直しをします。
これは、天然乾燥期間中は、反り、割れなどの狂いが生じるために、
「粗挽きサイズ」といって仕上げ寸法よりも20mm程度大きめにしてあるものを、
出荷前には納品のための適正サイズまで小さくする必要があるためです。
具体的には、仕上げ寸法に、プレナー加工をする引き代(6mm程度)を加えたサイズにします。
この14mm程度小さくする「引き直し工程」で材面に構造上あるいは外観上の欠点が出てくることがあります。木材は本来生き物で、一本ずつ個性を持っていますから、死節、虫穴、入皮などが出てくることがあるのです。
そのために引き直し後、出荷前に最終の確認をします。
「もりずむの木」が新たなお住いの中で、お施主さんに少しでも「居心地が良い、美しいなあ」と感じていただきたいと思います。