森林浴フォーラムに参加しました。
2019年10月19日
東京八王子の森で開催された「森林浴フォーラム」に参加してきました。
国際森林医学会(INFOM)の主催で、実際に森の中を2時間ほど散策して、森林浴を満喫、心地良さを確認した後に、森林医学の観点から「森林浴」を科学的に講義を受ける、というフォーラム。森林医学の先生はもちろん、森林微生物の研究者、木工家具・オークビレッジの創始者・稲本正氏からもアロマテラピーの講演もあり、ホント濃い内容でした!
我々もりずむも、森林と木材から発する香りの心地良さに着目していて、森と暮らしをもっと近づけ、その素晴らしさを暮らしの中に広めることで、健康的な暮らし作りに貢献したいと考えています。
その医学的な見地からの研究が、以前から日本で活発に進められていて、今では「SHINRIN-YOKU」という言葉が世界でも通用するまで成果を上げてきています。
森の素晴らしさを、森林大国・日本から世界に発信しているなんて、本当に素晴らしいことです!
これまで医学的にも確認されている「森林浴」の効用は概ね次の通りです。これらによって、ストレスから解放され、病気になりにくい健康な心身状態を維持しやすくしてくれます。
・ストレスホルモンの減少。
・免疫力を高める「ナチュラルキラー細胞」(NK細胞)の活性化、増加。
・副交感神経の高まり(精神がリラックス状態になる)
そして、これらの効果の元は、森の中の様々な自然の音(せせらぎ、鳥の声、虫の声、風の音など)の1/fゆらぎ、および樹木から発せられるフィトンチッド(揮発性物資、油成分)にあると言われています。
なので油成分をしっかり残した天然乾燥木材も、これらの効果を持っているのです。
こういった素晴らしい研究が、これからもどんどん進んでいきます〜!
フォーラムの後は「鎌田鳥山」という味わいのある渋〜い食堂でBBQしながら、懇親を深めました ♪